今回は三重県桑名市長島にあるナガシマスパーランドのチケットの種類について、簡単に解説していきます。
チケットの種類
遊園地の窓口へ行くと料金の一覧表があります。
その場でスタッフさんに聞きながらチケットを購入しても良いですが、事前にどんなチケットがあるのかを知っておけばスムーズに購入できます。
遊園地に行きたい人のチケットの種類はざっと大きく分けます。チケットの種類がたくさんあり組み合わせ次第で料金がかわってくるので、今回は目的に合わせて安くお得に買えるよう説明します。
- ナガシマスパーランド入場料
- ナガシマスパーランドパスポート
- 長島温泉 湯あみの島
- ジャンボ海水プールプール※夏季期間のみ
1.ナガシマスパーランド入場料
一番シンプルでわかりやすいのがこの『入場料』。
文字通り、ナガシマスパーランドへ入場できる券です。入場のみなので、施設内へ入ってからのアトラクションは別料金がかかります。
中で乗り物券をその都度購入してアトラクションを利用することができます。
お子さんの付き添いであまり乗り物には乗らないかもな~という大人の方はこちらでもいいかもしれません。
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2.ナガシマスパーランドパスポート
ナガシマでいうパスポートとは『入場+乗り放題』のことです。
このチケットを買えば中のアトラクションは全て利用することができます。
パスポートには入場料金が含まれているので、1人分のチケットを購入するときに『入場料』×1、『パスポート』×1という買い方をしないように気を付けてください。
入場料を2重に支払っていることになります。よく間違えて買ってしまい、「窓口に返金してください」と戻っている人がいます。
基本的には断られますし、スタッフさんにも迷惑です。また、並び直したりする時間がもったいないので間違えないようにしましょう。
たくさんアトラクションを楽しみたいのなら絶対にこちらがおすすめです。
というより絶対パスポートにしてください。
3.長島温泉 湯あみの島
なんで温泉のチケットを遊園地で買うの?と思った方もいるかもしれません。
それは遊園地から温泉に行くことができるからです。
湯あみの島の券を買うと、自動的に遊園地の入場料が含まれている(遊園地に入ることができる)ので、あとから湯あみの島に行きたいと思っている人はここで最初に『湯あみの島』の券を買っておいてください。
ただ、高齢の方によくいるのが「私は遊園地には行かない。温泉しか行かないからその分安くしてほしい」とおっしゃる方がいますが、そういうことはできません。
遊園地の中にある温泉と考えてもらえればわかりやすいかと思います。遊園地の中にある温泉なので、遊園地の料金を抜くことはできません。
この券は『遊園地入場+温泉入館』です。
乗り放題ではないので、遊園地内でアトラクションを利用したい場合は乗り物券を購入する必要があります。
また、湯あみの島内の岩盤浴は別料金がかかります。
4.ジャンボ海水プール
夏季期間限定ですが、遊園地の中にプールがあります。※時期はだいたい7月~9月末
こちらも遊園地の中にプールがあるため、遊園地の料金が含まれています。
この券は『遊園地入場+プール入場』です。
乗り放題ではないので、遊園地内でアトラクションを利用したい場合は乗り物券を購入する必要があります。
色々楽しみたいけどどうしたらいい?
遊園地も温泉もプールも楽しみたい!という方もいらっしゃるかもしれません。
色々楽しみたい場合、チケットをどのように購入すればよいか迷うかもしれません。
そんな方に向けて目的別にまとめてみました。
遊園地をメインで遊びたい
- 遊園地でたくさん遊びたい
- 遊園地でたくさん遊んだ後温泉にも行きたい
- 遊園地でたくさん遊んでプールにも行きたい
- 遊園地でたくさん遊んで温泉もプールも行きたい
1.遊園地でたくさん遊びたい
スパーランドで一日中遊びたい!という方には『パスポート』がおすすめ。
「入場料を払って、中で乗り物券を買うのとどっちがいいの?」と疑問に思うかもしれません。
それは乗る乗り物の料金やどのくらいたくさん乗り物に乗るかによって変わってきます。
まず、入場料とパスポートの一覧はこちら↓
<遊園地入場料金・パスポート料金>
2024年7月時点での情報です
区分 | 入場料 | パスポート |
---|---|---|
大人(中学生~) | 1,600円 | 5,800円 |
小学生 | 1,000円 | 4,400円 |
幼児(2歳~) | 500円 | 2,700円 |
シニア(65歳~) | 1600円 | 2,900円 |
大人を例にすると、入場とパスポートとの差額が 4,200円(5,800円-1,600円)ですよね。
つまり差額の4,200円以上乗り物に乗るのであれば、パスポートの方がお得ということになります。
ちなみにナガシマ4大ジェットコースターと呼ばれる
・白鯨
・スチールドラゴン2000
・嵐
・アクロバット
の4機種のうち白鯨とスチールドラゴンは1回の乗車で2,000円かかります。上記の2機種を1回ずつ乗ったとしたらその時点で4,000円、ちなみに嵐とアクロバットは1回の乗車でそれぞれ1,500円、大観覧車オーロラは1回の乗車で800円かかりますので
白鯨、スチールドラゴン2000、嵐、アクロバット、大観覧車オーロラを1回ずつ乗ると7,800円かかることになります。となると、絶対パスポートのほうがお得です。
機種の中には400~700円などの料金のものもありますが、自分が何を乗りたいか計算してパスポート料金の方がお得であれば最初からパスポートを購入してください。
注意!
入場のみで遊園地に入り、やっぱりあとからパスポートにしたいとなると割高になります。
遊園地内で追加料金でパスポートに変更するには以下の料金がかかります。
区分 | 通常パスポート | 入場+追加パスポート | 差額 |
---|---|---|---|
大人(中学生~) | 5,800円 | 1,600+5,000円 | 800円 |
小学生 | 4,200円 | 1,000+3,800円 | 600円 |
幼児(2歳~) | 2,500円 | 500∔2,400円 | 400円 |
シニア(65歳~) | 2,700円 | 1,600∔2,400円 | 1,300円 |
『差額』の赤字部分を見ると、最初からパスポートを購入するより割高になっていることがわかりますよね。
窓口でチケットを販売しているスタッフさんも、「たくさん乗るならパスポートがおすすめですよ。後からチケットの変更はできませんので、中で変更となると追加料金で高くなります」と案内してくれるはずです。
特にシニアの方は後からパスポートを買うと差額が1,300円も出るので、ジェットコースターに乗る方やお孫さんの付き添いで一緒に乗車したい方は最初からシニアパスポートを買うことをおすすめします。
2.遊園地でたくさん遊んだ後温泉にも行きたい
遊園地でたくさん遊んだ後温泉にも行きたいという方には、お得な追加料金(お直り料金)というものがあります!
遊園地に入場している方は以下の料金で温泉を利用できます。
<湯あみの島お直り料金>
大人(中学生~) | 900円 |
小学生 | 600円 |
幼児(2歳~) | 400円 |
※8月は大人料金のみ900円→1,000円に値上げされます。
例えば大人を例に見ると、遊園地のパスポート5,800円+湯あみの島追加料金+900円の合計6,700円で遊園地と温泉を楽しめるというわけです。
3.遊園地でたくさん遊んでプールにも行きたい
プールにも行って遊園地の乗り物もたくさん乗りたい方には『ワイドワスポート』がおすすめ!
ワイドパスポートとは遊園地入場+乗り放題+プール入場の券です。
<ワイドパスポート料金>
大人(中学生~) | 7,500円 |
小学生 | 5,500円 |
幼児(2歳~) | 3,200円 |
遊園地内で追加パスポートやプールの券を買うこともできますが、どちらも事前に決まっているのなら最初にセットを買った方が絶対にお得です。
区分 | パス+追加プール | プール+追加パス | ワイドパス |
---|---|---|---|
大人(中学生~) | 5,800+3,300円 | 4,500+5,000円 | 7,500円 |
小学生 | 4,400+2,400円 | 3,000+3,800円 | 5,500円 |
幼児(2歳~) | 2,700+1,400円 | 1,700+2,400円 | 3,200円 |
シニア(65歳~) | 2,900+2,000円 | 3,300+2,400円 | 4,400円 |
比べてみると明らかに最初からセットのワイドパスポートを購入した方がお得ですよね。
チケットは一度購入してしまうと後から変更はできないのでご注意ください!
購入後変更はできないので、どうしても遊園地内のチケットセンターで追加購入になってしまいます。
4.遊園地でたくさん遊んで温泉もプールも行きたい
遊園地の乗り物とプールを楽しんだあと、温泉につかってゆっくりしたい、という方は上記で紹介したワイドパスポートを購入し、同じく同ページで紹介した湯あみの島の追加料金(お直り料金)を支払いましょう。
3つの施設をすべて利用する場合、うまく券を購入すれば以下の料金で楽しむことができます。
<遊園地乗り放題+プール+温泉の一番安い料金>
大人(中学生~) | 8,400円 |
小学生 | 6,100円 |
幼児(2歳~) | 3,600円 |
シニア(65歳~) | 5,300円 |
※8月が繁忙期のため、大人のみ追加の湯あみの島料金が+100円です。
目的別で購入したいチケットを事前に調べておきましょう!
今回は窓口で通常購入した場合におすすめなチケット選びを紹介しました。
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